いわゆるサイトの立ち上げ

いわゆるサイトの立ち上げ

参考になればと思います。

動機

Loadstoneの日記機能も結構充実していますが、下記の欠点があります。

  • 修飾機能は個人の日記のみで、FCのフォーラムにはその機能がない
    なので、FCの紹介は個人の日記を使うのが通例です
  • 写真の登録点数が少ない
    gmailのdrive機能などを使う方法があります。私は個人の日記ではAmazon S3を使っています。ただ、外部サイトですので、閲覧する人は少し手間がかかります。

FCの紹介記事だけならともかく、活動報告をしようとすると、どうしても、個人の日記がFCの活動報告で埋もれてしまいます。

今後も考え、サイトを立ち上げました。

サイトの選択

いくつかの選択肢がありましたので、紹介します。

google site

実は途中まで作っていました。まぁまぁ、お手軽で、google photoとの親和性もよし。ただ、サイトのテーマが少なくて、事務向けかな・・・

wix

人気のサイトです。ドメインを取って、広告非表示にすると、年一括契約で月あたり900円と結構かかります。

自前で作る[採用]

立ち上げが色々面倒なんですが、選択肢が圧倒的に広がるので、これにしました。

立ち上げ

箇条書きで簡単に説明します。

  • ドメイン/DNS
    Amazon route 53で取得しました。年間1200円です。なにかと面倒なDNSもここでホスティングです。
  • サーバー
    AWS EC2で「WordPress Certified by Bitnami and Automattic」を選択します。
    状況によって、多少、足は出るかもしれませんが、t2.microで年間無料枠で使用可能です。
    ポチれば、10分くらいで利用可能になりますので、英文のドキュメントを読みながら、設定していきます。
  • 固定IPアドレス
    AWS EC2で「Elastic IP」で固定IPアドレスを取得し、上記のインスタンスに割り当てます。
  • DNS Aレコード登録
    上記の固定IPアドレスをDNS Aレコードに登録します。
    これで、ドメインによるアクセスが可能になります。
  • SSL証明書
    Let’s Encriptで処理します。
  • CMS
    今回、wordpressを使いました。昔はmovable typeをよく使っていましたし、高機能なmoblogを開発したりもしましたが、いろいろあって、縁を切っていました。それ以降、CMSは立ち上げたことすらなかったのですが、メジャーで情報が多いことからwordpressを使うことにしました。
  • メール処理
    AWS EC2から発射するメールはことごとく迷惑メール扱いになるので、そうならないように処理する機構が必要です。AWSのメール発射の仕組みもありますが、wordpressからだと有料オプションになるため、Gsuite(たまたま、個人でGsuiteを所有しています)でAPIを組んで発射する仕組みを作り、WP Mail SMTPというプラグインと連携させました。

ここまでできれば、あとは、wordpress内での設定を行い、テーマを決め、コンテンツを作り込んでいきます。

運用保守

サイトの運用保守ツールとしてはwebminを使います。linuxだとこれ一択という気がします。最新バージョンはリソース状況をグラフで示してくれる機能がありますが、バージョンアップ時に結構、落ちます。

そういう場合は、インストールディレクトリで、./setup.shで復旧させます。

wordpressの運用保守はadmin画面でやります。とても簡単です。