2020年12月10日、マイディー氏が死去されたことが報じられた。
実際に死去されたのが12月6日であり、この日は、パッチ5.4が公開される2日前である。
発表はパッチ5.4に水をささないよう配慮されたものと推察される。
私自身はマイディー氏と面識はないが、活動の様子は、twitterや日記「一撃確殺SS日記」で観察される。
マイディー氏が病床に伏していることは、少し前から知っていたが、twitterへの投稿は激減し、安否が心配されていた中の悲しいお知らせであった。
プロデューサーである吉田氏もその心痛を吐露している。
吉田氏がマイディー氏のことを同士と呼ぶのは、「光のお父さん」の執筆だけではなく、ガンダム趣味をめぐるやりとり、レガシー時代からFF14に住まい、日記を書き続けてきて、その影響は広く及んでいるから他ならない。
それにしても、開発者以外のマイディー氏を、吉田氏が社内の事情をはばからず同士と呼ぶのは、色んな意味で大したものである。最大限の賛辞と言えるであろう。吉田氏という人間の心の厚みが垣間見える。
さて、私達FCにおいても、「光のお父さん」でFF14を始めたというメンバーが多数いる。
FC外でも多く聞いている。
MMORPGは何をすればいいのか、実はわかりにくく、ハードルが結構高い。
友人らに誘われて、始めるケースが大半ではないか。
しかし、「光のお父さん」で、MMORPGの醍醐味を知り、FF14で始める人は非常に増えたと思う。
FF14だけではなく、あらゆるMMORPGという世界への導入口になったと思う。
マイディー氏の功績は計り知れない。
そして、マイディー氏の冥福を祈り、わたしたちは、エオルゼアを再び歩いて行こうと思う。